TL-922 [アマチュア無線]
ハイパワーにはあまり興味が無かった私ですが、ついにリニアアンプを仕入れてしまいました。
我が家へ存在感を示して鎮座することになったのはは20ン年前のリニアアンプKENWOOD TL-922です。
このリニアアンプは、米国製真空管3-500Zを2本使ったもので、純粋にKENWOOD製のアンプとしては、最後のものと記憶している。TL-933もあるがあちらはJRC日本無線のOEMでJRCの呼称はJRL-3000Fだったかと思う。
重さは35kg、私のシャックは2階なのだがやっと運び上げた。
実は昨今の厳しいスプリアス規制の中で、この真空管リニアを使うのは難しいと考えていました。
ところが、関東総合通信局のホームページやいろいろな方のホームページで、このアンプが使える記述がありました。私が手に入れたTL-922は単相200Vで使うとMax1kWが出るようです。っと言うのは未だ我が家の2階には単相200Vがひいてなく、ドライバーと接続するケーブルも無いので、未だ1kW出力は確認していない。先日、仮に単相200Vをシャックに引き、「点灯式」を行った。
3-500Zに赤々と灯がともった。
今後は単相200Vを2階のシャックまで正式に配線し、パワー1kWを確認した後、元々のパワー500Wに減力してコモンモードフィルタ等、インターフェア対策を施して、総通局による変更検査を受検しようと考えている。アンテナの耐電力化等の課題もあるが、これらをひとつひとつ片づけていこうと思う。