TS-990S送信出力低下 [アマチュア無線]
12月17日の日曜日の午後、今の時期はコンディション的には良くない6mバンドで電波を出そうと思い、
TS-990SのバンドSWを50MHzに切替えて、アンテナの接続を確認、7エレ八木の指向方向を30度に向けてオートアンテナチューナーのボタンを押してチューンを取りました。「あれっチューンが中々終わらない?」
強制的にチューナーSWをオフとしました。CWモードにして10Wの低出力設定とし、キーダウンしました。
TS-990S(以下990)のパワー計の値がほとんど0Wで振れません。SSBモードにしてもパワーは出ていない様子です。念のためアンテナ接続をANT1(普段はANT2)とし50Ωダミーロードを接続し、CW送信してみましたがパワー計の値はほとんど0Wでした。試しにダミーロード接続の状態で15m、12m、10mでもCW送信で送信出力のチェックを行いましたが、パワーは出ているけれど、かなり低下している様子です。
2016年3月購入から7年余り、そんなに酷使してきた覚えも無く、昨年からはHF帯のみではありますがリニアアンプを使っての運用で、励振電力も50W以下で運用してきたので、こんなに早くファイナルMOS-FETが駄目になったのかなぁという思いです。未だ原因がファイナルの石と決まった訳では無いと、気を取り直して今の状況を調べてみました.各バンドの最大出力をダミーロードを接続し、調べてみました(値は990のメーター値)。
1.908MHz 200W
3.510MHz 150W(一瞬、200W近く出るが断となる。安定する値は、この値)
7.020MHz 140W
10.120MHz 125W
14.030MHz 75W
18.075MHz 60W
21.010MHz 55W
24.900MHz 30W
28.030MHz 30W
50.020MHz 0.2W QRPpです
こんな感じでした。明らかに990の状態は異常なので、明日、18日月曜日にKENWOODサービスセンターへ発送するため、梱包に取りかかりました。ラックから取り出して元箱にいれましたが、28kg近くの重量は重かったです。今回、簡単に取得したデータを記載した修理依頼書を同梱しました。受付サービスセンターは、新潟市であれば車で運べると思い、HPを調べてみましたが、無線機器は横須賀で受付とあったので18日午前中に宅急便で発送しました。多分、「退院」してくるのは、早くても来年1月になると思います。990は私の生存中は壊れないと思っていただけに残念です。シャックでも存在感を示していただけに、今はラックと私の心にぽっかりと穴が空いた状況です。正月恒例のQSOパーティーは、FT-100MPやIC-7100Mでオンエアする予定です。
FT-8もIC-7100Mのみ出られますが、出力が小さいので期待出来そうにありません。
990の戻って来るのを待って、戻って来たら本当に一生ものとして使おうと思います。
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